視力回復のオルソケラトロジーがうまくいかないケース
●視力回復のオルソケラトロジーがうまくいかないケース
オルソケラトロジーが上手くいかないケースとしては、普段ハードコンタクトをしていなかった人が該当する場合があります。
これは、ハードレンズの異物感に慣れていないため、角膜の変形どころの騒ぎではなく我慢ができないということです。
オルソケラトロジーは、寝ている間ずっとハードコンタクトをしている訳ですから、起きて眼を開けている時に痛いようではとても眠れないということです。
普通のハードコンタクトレンズも個人差があって慣れるまでに時間が掛かる人とそうでない人がいます。
なれない人はいつまでたっても慣れないので、ソフトにするかメガネにして諦めるケースがあるぐらいです。
これ以外には、オルソケラトロジーのお客様の声を見ていると、昼間ぐらいには視力が戻ってくるという場合も多いようです。
角膜の変形への対応力が高いという意味では体としてはすばらしい機能です。
ただ、角膜を変形させて視力を回復させようと目論んでいる人にとっては機能してくれると困るわけです。
視力回復がうまくいかなかった人たちが共通して言っていることは、とてもこれでは視力が回復するようには思えないという意見です。
つまり、とても心もとないということです。
このあたりの問題も、オルソケラトロジーが流行らずに、視力回復の方法としてレーシックに流れている理由かもしれません。
また、小さな問題としては一般のハードコンタクトレンズとは異なり、大きいサイズのレンズであるため外すのが難しいようです。
慣れてしまえばなんともないのでしょうが、最初の頃は朝の忙しい時間帯には困った事になりますね。
視力回復のオルソケラトロジーと乱視
●視力回復のオルソケラトロジーと乱視
オルソケラトロジーで角膜を変形させると最初のころに乱視になる場合があるそうです。
これは、もともと乱視であった方に多く出る症状のようです。
ただ、この症状も矯正レンズによる角膜の変形が落ち着いてくるのと同時に収まるそうです。
大体、日数にして1ヶ月程度がその目安になるそうですが、乱視の度合いにもよるでしょう。
基本的に、オルソケラトロジーは、強度の近視や乱視には向かない視力回復の方法です。
そのため、乱視の場合も軽度の乱視の方にしか適用できません。
もともと、乱視というのは角膜の表面がでこぼこしてる場合が大半といわれています。
角膜でなく水晶体の方が問題の場合がありますが、この場合はもちろん、オルソケラトロジーでの視力回復は難しいでしょう。
角膜表面のでこぼこの場合は、矯正用のレンズを長期間使うことで徐々に形がレンズに近づいていくため一緒に矯正されるということでしょう。
そして、この乱視の度合いが大きいととても矯正レンズでは形を変えられないということになります。
ところで、このオルソケラトロジーは、黙っていれば裸眼です。
つまり、裸眼でないと就けない職業の方は、このオルソケラトロジーを使っている場合もあるそうです。
ただ、厳密には日本の場合は、オルソケラトロジーでの視力矯正では許可をもらえない場合が多いようです。
バレなければいいという考えでやっている人が多いということなのかもしれませんね。
視力回復のオルソケラトロジーのデメリット
●視力回復のオルソケラトロジーのデメリット
視力回復のコンタクトレンズのデメリットはいくつかあります。
まず、毎晩コンタクトを装着して寝なければなりませんから面倒です。
また、コンタクトですので数年に1回は作り直す必要があります。
そして、これが一番のデメリットですが、料金が高いのです。
特に日本では高いです。
アメリカの方では、この治療方法が断然進んでいるためもう少し値段がこなれているようです。
治療実績も多く、採用している眼科も多いため市場原理が働いているからでしょう。
日本では、本当に数えるほどしかこのオルソケラトロジーを採用している眼科はネットでも見つかりません。
さらに、強度の近視には適用しにくく、新技術である”オサート”を使った場合はさらに料金がかさみます。
日本は、レーシックが視力回復治療の一番手になっているため、ほとんどの眼科がこちらを売っています。
理由は、料金を安くできるということです。
そして、強度の近視にもある程度は対応できるからです。
そもそも、視力の回復を望む人は強度の近視の方です。
軽度の近視の方は、さほど眼の悪さで困ることはありません。
強度の方は、極端にいえば天変地異などが起きれば目が見えなくなる可能性もあるのです。
そう言った意味でも、憧れの面でも断然強いのです。
その点で、オルソケラトロジーは強度の近視の方にフレンドリーな方法かどうかと言われればちょっと違うわけです。
もちろん、手術が恐い、角膜を削りたくないなどの問題がクリアされるメリットは小さくありません。
ただ、市場原理も働いて、今ではレーシックが主流となっている訳です。